ワールドサラブレッドランキングとは、国際競馬統括機関連盟が発表する、世界の競走馬の競走成績をもとにした能力指数順のランキングのことである。国際競走馬格付け委員会と呼ばれる組織が会議により決定する。能力指数をレーティングと表記することも多い。全世界の国際レースを対象として評価を行なっている。
毎年5回程度発表され、1月の発表と8月の発表では、発表直前までの約1年間の競走成績を対象に能力指数が算定され、全世界上位50頭のランキングが発表される。その他の発表では、発表前約6ヶ月間の競走成績を対象にランキングが発表される。
馬場状態やレースのペースなどはあまり考慮されず、着差によって能力指数が決められることが多い。そのため、大差で勝つなど、大きな着差をつけて勝利した馬に高い能力指数が与えられることが多い。また、格式の高いレースなどで好勝負をした馬なども高い能力指数が与えられる。
過去に日本馬では、2006年にディープインパクトが能力指数127ポンドで世界第4位、2010年にはナカヤマフェスタが同じく能力指数127ポンドで世界第6位となっている。
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