国際陸上競技連盟主催で行われる陸上の国際選手権。正式名称はIAAF世界陸上競技選手権大会。毎回開催都市を変え、2年に1度奇数年に行われる。期間は約10日間。第1回は、1983年にフィンランドのヘルシンキで開催された。当初は4年ごとに行われていたが、1991年東京大会以降に2年ごとの開催となった。2007年の第11回大阪大会では212カ国約3,200人の選手、役員が参加している。
100m、100mハードル、200m、200m障害者、400m、400mハードル、800m、1,500m、3,000m障害、5,000m、10,000m、マラソン、20km競歩、50km競歩、走り幅跳び、三段跳び、走り高跳び、棒高跳び、砲丸投げ、やり投げ、円盤投げ、ハンマー投げ、4x100mリレー、4x400mリレーの24種目で、男女それぞれ行われる。
日本人選手はマラソンで多くのメダルを獲得している。中でも金メダルは1991年東京大会で谷口浩美、1993年シュトゥットガルト大会で浅利純子、1997年アテネ大会で鈴木博美が獲得している。マラソン以外の競技ではこれまで千葉真子が10000メートル、室伏広治がハンマー投げ、為末大が400メートルハードル、末續慎吾が200メートルでメダルを獲得している。
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