中入りとは、大相撲の取組間に行われる休憩のことである。十両力士の取組と幕内力士の取組の間に行われるものであり、中入りでは幕内力士の土俵入り、そしてその後には横綱の土俵入りが行われる。
特に横綱の土俵入りは伝統的な儀式となっており、原型は江戸時代から明治時代初期までの関取土俵入りの四股踏みからきているといわれている。柝が入り、アナウンスがあった後、横綱が入場し、塵上手と呼ばれる所作を行う。その後、四股、せり上がり、四股と動作を行い、土俵の二字口付近で再び塵上手を行い花道から引き上げていく。
その後、幕内力士の取組が開始される。
|