野球において投打ともに優れた成績を残す選手のことを指す。甲子園などのアマチュア野球では珍しいことではないが、プロ野球では稀有な存在である。とりわけ、パ・リーグではDH制により、交流戦を除くレギュラシーズンは投手が打席に立つことがないため、二刀流を目指すことは実質的に不可能となっている。
代表的な二刀流の選手として挙げられるのは、米国メジャーリーグのベーブ・ルースのほか、日本では藤村富美男や川上哲治、藤本英雄などである。二刀流選手は日本では嘉勢敏弘を最後として見られなくなっていたが、2013年に北海道日本ハムファイターズに入団した大谷翔平が二刀流の選手として育成されている。
なお、外野と内野のポジションを試合ごとに切り替える選手や、右打ちと左打ちを切り替えられるスイッチヒッターも二刀流と呼ばれることがある。
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