競馬において、馬券の売上げの一部から国庫に納付されるお金のこと。日本中央競馬会が納付する。競馬では、馬券の売上げ金額から約25%を控除して払い戻している。その控除される金額のうち、10%が国庫に納付される。
例えば、100円の馬券を買った場合、控除される25円のうちの10円が国庫納付金となる。また、残りの15円は日本中央競馬会の運営にあてられるが、年度末に利益が発生した場合は、利益の半分が再び国庫納付金として納付される。前者を第1国庫納付金といい、後者を第2国庫納付金という。
日本中央競馬会法では、日本中央競馬会の国庫納付金のうち、4分の3相当額を畜産振興事業にあて、4分の1相当額を社会福祉事業の充実にあてるように規定している。
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