天王山とは、スポーツにおける対戦カードが、重要な局面であったり、勝ったほうのチームが優勝を決めるなど、影響の大きい試合を指す言葉である。主に、首位のチームと2位のチームの直接対決時などに使われることが多い。
1582年に起こった、織田信長亡き後の天下獲り決戦である山崎の合戦は、天王山での明智光秀軍との戦いが発端になっており、実際に天王山での戦いを手中に納めた羽柴秀吉が明智光秀を破って天下を獲ったことから、スポーツの試合での重要な局面で「天王山」という言葉が使われるようになったといわれている。
スポーツの世界はこういった成句が数多く存在し、エルクラシコやダービーマッチなど、特定の対決カードを指す言葉が多い。
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