野球やソフトボールにおいて、投手が打者を三振に仕留めること。投手の奪三振数は記録され、勝利数や防御率、勝率などとともに、投手のシーズン成績を評価する指標となっている。
1回の打席で3回のストライクを取ることが奪三振であり、見逃し三振や空振り三振、スリーバント失敗のほか、ファウルチップや振り逃げも三振として記録され、投手にとっては奪三振となる。
プロ野球のセパ両リーグでは、シーズンでもっとも奪三振数が多かった投手に、最多奪三振のタイトルが贈られ、「奪三振王」という愛称が用いられる。最多奪三振は、投球数の関係から実質的に先発型の投手のタイトルとなっている。また、とくに奪三振に優れた投手のことを「ドクターK」という愛称で呼ぶことがある。
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