幕内とは、大相撲の番付における最上階級のことである。横綱、大関、関脇、小結、前頭に分けられている。定員は42名以内。横綱は別格の扱いを受け、大関と関脇と小結をまとめて三役力士と呼ぶ。また、前頭を三役力士と区別して平幕と呼ぶ場合がある。幕内で優勝を果たした力士は、千秋楽の取組後に表彰され、天皇賜杯と優勝旗が贈呈される。
幕内のひとつ下の階級にあたる十両の力士が幕内に昇進することを入幕と呼ぶ。逆に、成績の奮わない幕内力士が十両へ陥落することもあるが、陥落にあたる明確な成績の定義などはない。定員42名以内の範囲で幕内と十両の力士の入れ替えが行われる。
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