スパイクを打つにあたり、ボールに接触しない選手がフェイントジャンプをすることで相手のブロックのタイミングを惑わせ、他の選手が相手コートにスパイクを打ち込む戦術のこと。時間差攻撃は、1972年のミュンヘンオリンピックで日本男子バレーボールチームが考案し、取り入れたことに始まる。同大会で日本男子チームは金メダルを獲得した。
なお、おとりを使わずに1人でジャンプし、相手のブロックのタイミングをずらしたうえでスパイクを打つ戦術のことを「1人時間差攻撃」と呼ぶこともある。