立行司とは、大相撲の行司における最高位のこと。歴代の木村庄之助と式守伊之助の二人からなっている。年寄、横綱、大関と同じく評議委員となるため、評議員会に出席する権利がある。
かつては二人の立行司に加えて一人の副立行司もいたが、現在ではその制度は廃止されており、立行司のみである。
また、相撲の軍配を差し違えた場合には、切腹をするという覚悟を示すために、かつての立行司は短刀を差していた。現在もこの名残として、短刀を差している。2011年2月現在の立行司は、35代木村庄之助と38代式守伊之助である。