新年の1月2日、3日に開催される関東地方の大学対抗による駅伝大会。関東学生陸上競技連盟が主催し、読売新聞社が共催している。競走路は、1日目に走る東京の大手町から箱根の芦ノ湖までの往路(108.0km)と、2日目に走る芦ノ湖から大手町までの復路(109.9km)からなる合計217.9km、全10区間。
ゴール所要時間を競い合い、往路優勝、復路優勝、総合優勝が表彰される。総合優勝校には優勝カップと金メダル、優勝旗が授与される。箱根駅伝に参加できるチームは、前年度の大会で総合順位10位までに入賞したシード校10校と、予選会の結果により決定された9校、その他の大学から選ばれた選手からなる関東学連選抜チームの計20チームである。なお、2009年は第85回の記念大会となり23チームの参加で行われる。
全10区間の競走路には、上り坂や下り坂、アップダウンの激しいコース、山中のコースなど様々なコースが存在する。各チームとも1本のたすきをつなげて走るが、首位チームが中継所でたすきを渡してから一定時間が経過すると、交通規制の関係から前走者がまだ来ていないチームの選手でもスタートしなければいけないというルールがある。この場合は代用のたすきが使用される。
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