日本のプロサッカーにおいて、若手選手の育成目的で期限付き移籍をしやすくする制度のこと。18歳から23歳の選手が所属チームより下位リーグのチームへ移籍する場合に限り、登録期間外であっても期限付き移籍を行える。2013年度シーズンから試験的に導入された。
育成型期限付き移籍が導入されたことで、たとえばJ1のチームに所属する若手の控え選手が、登録期間に関係なくシーズンの途中でJ2やJFLに移籍して、出場機会を得ることが可能。従来、若手選手育成の場という意味合いもあったサテライトリーグが2009年に休止され、若手選手の実戦経験の機会が減少したことなどを背景として、より実戦経験を積めるように期限付き移籍をしやすくした。
JFAが定める選手の登録期間は、通常1月から3月、7月から8月の年2回だが、育成型期限付き移籍を利用すれば、期間外であっても移籍が認められる。2014年度以降にも導入されるかどうかは、2013年10月末までに決定される。
2015.02.23生成
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