スポーツ辞典 s-Words
かどばん

角番

カド番とは、大相撲において、本場所を負け越した大関力士が、次の本場所で再び負け越した場合、大関から関脇へと転落してしまう状態のことをいう。通常は、本場所を負け越した力士は、次の本場所で地位を下げられてしまうが、大関は二場所連続で負け越した場合に地位が陥落する制度となっている。つまり、地位陥落の土俵際に立たされた本場所のことをカド番と呼んでいる。カド番の本場所で負け越してしまった大関力士は、次の本場所から関脇として大相撲に挑むことになるが、その本場所で10勝5敗以上の成績を挙げることができれば、大関に復帰することができるという特例も存在する。

また、休場も負けの扱いとなるため、5勝3敗7休場であった場合でも負け越しと判断される。

横綱にはカド番などの制度はなく、負け越しが続いても地位が陥落することはない。

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