自転車を輪行する時に、分解または折りたたんだ自転車を収納するために用いるバッグのこと。バッグをあけると、両側に大きなポケットが二つあり、その中央に大きな収納部分があるのが一般的。輪行時には、両側のポケットに前輪と後輪をそれぞれ入れ、間の中央部分に自転車を逆さまに入れることで、大体走行時の2/3程度の大きさに縮めることができる。材質は薄い布地タイプのものから破れにくい厚手のものまで様々だが、一般ライダーの用いるレベルでは、どれも使わないときには小さく折りたたんで持ち運べるものが一般的。輪行時の自転車に対する損傷をできるだけ避ける必要があるプロや競技者ライダーの場合は、より保護効果の高いウレタン素材のバッグやかたいケースが使われることもある。
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