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かいきゅう

階級

ボクシングにおいて、同等の条件のもとで公正に試合を行うための体重によるカテゴリーのこと。プロでは17階級、アマチュアでは13階級に分けられている。級の名称は各団体により多少の違いがあるが、世界ボクシング協会では軽いものから順に、ミニマム級、ライトフライ級、フライ級、スーパーフライ級、バンタム級、スーパーバンタム級、フェザー級、スーパーフェザー級、ライト級、スーパーライト級、ウェルター級、スーパーウェルター級、ミドル級、スーパーミドル級、ライトヘビー級、クルーザー級、ヘビー級となっている。日本国内におけるボクシング階級規定に関しては、日本ボクシングコミッションが管理している。

ボクシングにおける階級制は、近代に入ってから採用されたもので、19世紀後半になって、バンタム級、ライト級、ミドル級、ヘビー級として区別されるようになった。その後、細分化が重ねられた。階級制には、同等の条件で試合を行うという目的のほか、階級ごとのチャンピオンを選出するという商業的な意味合いもある。

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