スポーツ辞典 s-Words
オーケイパット

OKパット オーケイ OK

カップに接近したボールに対し、パットを打たずにホールを終えること。パッティングにおいて、次のストロークでカップインすることが確実なほど短い距離が残った際に、次のストロークでカップインしたことにする。実際にストロークをする時間を節約することができるので、プレーを早めるために使われることが多い。ゴルフ規則では認められていないため、正式なストローク競技で行なわれることはない。規則上はホールアウトしていないことになり、ストローク競技においてオーケイをすると失格となる。

ただし、ごく短い距離とはいえ残っていることは確かであり、本当に次のストロークでホールインさせることが出来るとは限らないがあと1打で入れたことにしてしまうため、スコアの面からは疑問が残る。オーケイが採用される場合、ボールがホールからグリップ1つ分の長さ以内にあるときにオーケイとすることが多い。その際は同伴競技者が「オーケイ」と宣言する。

なお、オーケイという単語のこのような使い方は日本独自のものであるため、英語圏においてオーケイと言うことはなく、コンシードという。オーケイについては、日本のゴルフ規則上もマッチプレーにおいては認められているが、その際の用語もオーケイではなくコンシードである。

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